声をあげよう!弾圧ゆるすな!

 追伸:梅田解放区は18日,19日,20日と連続して街頭に出る.こちらは時間割仕事でいけないが,いける人は参加を!

 昨日,大阪市北区西梅田公園でひらかれた、全日本建設運輸連帯労働組合(連帯ユニオン)関西地区生コン支部に対する,組合潰しを目的とした異常な弾圧への抗議と,関生連帯の集会:声をあげよう!弾圧ゆるすな!11・16全国集会 あたり前の市民運動・労働運動を守ろう!に参加した.総勢1200人の集会となったとのことであった.実行委員会のフェイスブック,またこの集会を報道するIWJの動画もある.レーバーネットの報告もある.
 昨年の関生連帯集会から一年,弾圧は一層酷くなり,逮捕者も被拘留者も3倍になっている.

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 この集会決議をあげたあと,大阪の街をデモしてきた.西宮の地元の知りあいのKさんも来ていた.また梅田解放区の知りあいも何人か出会った.
 資本主義は拡大し続けなければ存続しない.資源を奪ってきた周辺が小さくなって内部からの収奪を強め、格差を拡大し、国家を私物化してきた.そうしなければ資本主義は維持できない.日本ではアベ政治だ.そして彼らのしたことが関生弾圧である.
 言いかえれば,これまでの関生の労働運動は,資本主義の終焉期に現れたアベ政治をうち破り,次の時代を作る力であった.そしてこの弾圧は,逆に多くの者を再結集させ,新たな連携を生みだしてきた.乱鬼龍さんも東京から来られていた.
 「金曜行動と議会選挙 2012.12.07」にも書いたが,関生労組の機関紙「くさり」は毎号送ってくれている.もう三十年近くになるかと思う.かつていろいろと世話になり励まされてきた.今回の集会も,その場にいて皆の発言を聞き,沖縄の歌と踊りや川口さんのあの大きなよく通る声を聞き,いろいろ考えることで,力をもらった.
 私はかつては教員組合の委員長であったり,その後党派の専従であったりと,組織のなかで活動するときがあった.今は,自治会を除いてまったく組織には属していない.高校生に数学を教えながら青空学園をやり,そこで考え準備してきたことをもとに本を書いたりしてきた一個人である.そういうものとして関電前の集会や梅田解放区に顔を出し,街頭を考える一つの場にしてきた.これはかわらない.動けるうちはやってゆきたいと思っている.