追伸２８日：昨日の西宮市長選挙と市議補選（欠員２）において，「維新全敗、西宮市議補選でも立候補２人落選 自民と無所属の新人が議席」や「「天から地に落ちた」維新完敗、大阪府外の壁厚く 兵庫・西宮市長選」にもあるように，維新は全敗した．
大阪維新の会の吉村市長や松井知事も西宮まで応援に来て，うちの前も車でしゃべりながら通っていたが，それでも西宮市民の良識が上まわった．
昨日２７日の夕方，大阪梅田まで出かけた．５時から山本太郎が大阪駅の北出口で街宣をやるというので，聞きにいった．大石あきこ衆議院議員や，やはた愛参議院選挙候補も来ていた．
大阪の維新政治が進めるカジノ計画を止めようとよびかけていたいた．
実際，大阪維新の府や市は，IR，統合型リゾート開発などと言って事実を覆い隠しているが，その実体は利権と結びついたバクチ場を大阪に作ろうということである．
大阪のれいわはこれに反対している．
れいわは，先日の国会でも，「対ロシア非難決議」に反対した．また，ゼレンスキーが中継で話し，それが終わったときに，れいわだけが別行動をとった．山本太郎は「（衆院事務局が作った台本に）スタンディングオベーション、起立、拍手みたいに書かれている。始まる前から聴衆に対しての反応というものまでも確定させてやろうと。非常に問題があり、違和感がある」と言っているが，これはそのとおりである．
日本の国会議員の多くは自分の頭で考えていない．その中でれいわの議員は，少なくとも自分で考えていある．
このれいわの街宣の場で，かつて，小沢一郎への弾圧に抗議する御堂筋デモで出会って以降数年間一緒に街宣などをやってきた人とも再会した．彼のサイトは，ぽんぽこである．昨日の街宣のことも出ている．
５時半になったので，梅田解放区の定例街宣に参加するため東梅田まで歩く．この日はまだ小雨がふっていたので，向かいの高架下に集まった．村上薫さんのところにも写真が出ている．
ウクライナでの戦争に反対する，これがこの日の中心課題であった．実際，こうして大阪で集まっているこのときも，ウクライナでは戦争状態が続いている．
ウクライナの歴史は長く，そして複雑である．人民新聞NOTEで脇浜さんが「危ういゼレンスキー氏への賞賛。米露・NATOの間で揺れるウクライナ国民」を書いておられる．ここにもあるように，複雑で困難のな時代が当面続く．
日本においても，この戦争に反対し，問題を話しあって解決せよと呼びかける行動が拡がらねばならない．できるところから，こうして梅田でも続けてゆきたい．
さらにこのロシアのウクライナ侵略の歴史的意味を考えている．
ロシア革命，フルシチョフによるスターリン批判と社会主義からの決別，ゴルバチョフによる市場経済への参入，EUやアメリカとロシアの縄張り争い．
これらの意味を掘り下げねばならない．そして今なぜこのようなことが起こるのか．
フルシチョフや鄧小平の歴史段階で，社会主義の放棄となった．いま改めて，その意味を掘り下げて考えねばならない．
何々しなければならない，いつも書くのだが，しかしその先にはなかなか進めない．それでも青空学園での思索を諦めたのではない．
地元の大池，その周りの桜と甲山．２７日撮影．
広田神社のある広田山公園内のコバノミツバツツジと桜．２８日撮影．
