戦争やめろ! 軍拡するな!

 昨日14日の夕方は梅田解放区であった.これに参加してきた.この街頭行動は,今春の地方選挙が終わるまでは,毎週,土曜日にやることになっている.
 いつものように,20人近くが東梅田に集まり,声をあげる.プーチンの戦争に反対し,岸田の軍拡に反対する.
 村上薫さんや,たたかうあるみさんも写真をのせてくれている.私は、歌うこともできないし,楽器もできない.横断幕を持つことに徹する.そして声をあわせる.
  戦争反対! 軍拡反対! 岸田はやめろ! カジノ反対! 維新はいらない!

 この日は久しぶりに尼崎から反戦タイガースさんも来てくれた.また,先週と同様に,神戸からも参加してくれる人がいた.

 岸田首相がアメリカまでいってきた.予想されていたように,米国にいっそう隷属し,そのもとで,敵基地攻撃に「運用で協力」と,東アジアでの戦争の最前線に立ち,また米国軍と行動を共にすることをバイデンに約束した.これは,日米軍事同盟を侵略的方向に大きく転換させるものだ.
 そしてその結果,大きく軍拡をすすめ,装備を大幅に拡大する.それはつまり,国民から絞りあげた税金を,これまでより規模をものすごく大きくして軍需産業に投入するということだ.
 戦争に備えて軍備を拡大するというのが為政者の言い分であるが,実際は逆に,軍備を拡大するから戦争になるのである.日本はかつてそのようにしてあの15年戦争に突き進んだ.その歴史を総括しなければ,二度繰り返す.一度目は悲劇として,二度目は愚かな劇として,である.

 それを止めるために,できることはしようと,こうして街頭に立つ.横断幕をもちながら街頭に立つと,書斎で考えるときとはまた違った視点で,考えることができる.
 思えば半世紀,いろいろなところで街頭から考えてきた.できるところまで続けたいと思う.

 15日の朝,ここまで書いて,越木岩神社へいって,とんど焼きにしめ縄などを入れてきた.越木岩神社には多くの人が参っていた.向こうの舞台のようなところでは子供相撲がおこなわれる.
 久しぶりですと挨拶してくれた人もいたのだが,誰であったかすぐには思い出せなかった.

 越木岩神社は,西宮の山の手の地域に昔からある古い神社である.このように千年以上,神社とその周りの森が続いてきたことは,本当に大事なことだ.
 こうして2023年ははじまってゆく.世界と日本のこの時代の転換は,いったいどのような内容であり,人類の歴史はどのように進むのか.
 それを考察して,できるところまで書き残しておきたい.神社に参ってそのように考えた次第である.