真冬の街頭に立って

 昨夜は梅田解放区であった.春の地方選挙が終わるまで毎週やろうということになり,参加してきた.梅田の街頭は寒かった.真冬である.
 東梅田のこのあたり,本当に多くの人が通る.待ちあわせの場でもあり,やあやあと出会っては,一緒にこの場からはなれてゆく.
 そこに,十数人集まり,声をあげる.
  戦争やめろ,話しあえ!
  軍拡するな!
  原発やめろ!
  原発政策の大転換を許すな!
  大阪にカジノはいらない!
  維新政治を終わらせよう!
  選挙に行こう!

 ロシアのウクライナ侵略は続く.この侵略を契機に,世界で軍備を拡大する国がふえている.
 岸田首相がアメリカに行って歓迎されたのは,日米軍事同盟を侵略的なものに大きく変質させ,軍備を拡大する,つまりは国際軍需産業の求めに応じて兵器をため込むことを約束してきたからである.アメリカは「安保三文書」を歓迎し、岸田はトマホークの導入を表明した.
 日本の軍事費,装備の取得や施設の整備のため新たに契約する金額は,現行の2.5倍の約43兆5000億円となる.数え方にもよるが,世界で3位4位の規模である.
 そして,自衛隊基地の地下化が始まっている.赤旗日曜版1月22日にもあるように,これは本土での戦争を想定している.
 戦争準備は,攻撃されることに備えるという名目で始まるのだが,必ずそれは戦争を引き起こすことに繋がってゆく.2023年がその分岐の年であることはまちがいない.
 だからこそ,こうして街頭から「戦争やめろ!」声とをあげることは大切なことだ.来週は地元で自治会の集会があり参加できないが,また2月からできるかぎり参加するつもりだ.