維新を倒せ! カジノをやめろ!

 昨日6月8日は第2土曜で定例の 梅田解放区 であった.前回の5月25日は地元の自治会の総会があり,梅田解放区は参加できなかった.それで私はおよそ1月ぶりの解放区参加となった.村上薫 さんが詳しく写真をあげてくれている.
 たたかうあるみさん が,「ここでやっていることを知って、若者が初参加!!」と書いてくれているように,初めての若者が「パレスチナに平和を!」と書いたものを準備し,それを掲げる仲間の横で,いろいろ語ってくれた.
 とりわけ夢洲で行われようとしている大阪万博がいかに危険なものであるか.万博の目的が,その後,「統合型リゾート」と呼ばれるIR,つまりは,カジノをはじめ,国際会議場や劇場,展示場,ホテルなどの複合施設をそこに建設することであることを語る.
 
 大阪は,国際的なカジノ資本に乗っ取られている.維新はこのカジノ資本と一体である.そのことを訴える若者が出てきた.頼もしいと思う.
 そのIR事業自体,明らかに行きづまりつつある.人民新聞 の編集者が「2018年から始まったIR事業は、日ごとに混迷を深めている。当初3社あったIR事業候補はMGM1社になった。25年に開業予定だった事業も30年にずれ込んだ。経済波及効果は2兆円弱というが根拠は薄く、費用は10兆円を超えることが明らかになった。」と伝える.
 維新政治はいづれ破綻する.そのつけは大阪市民,府民に来る.
 みんなで,
   維新を倒せ!  カジノをやめろ!
と声をあわせる.
 いつものように神戸から参加してく れた アソシエ・トモ さんも語り,そして歌う.
 最後にたたかうあるみさんにあわせてみなで声をあげた.

 最近,自分は何をやってきたのだろう,と考えるときがある.
 青空学園という場をつくり,そこでいろいろ考えてきたことはまちがいない.青空学園で考えてきた事々の一部は,『神道新論』や「誰もが数学を体系的に学べる場所―青空学園数学科の試み」として活字にできた.
 これらを制作するとき,これらをさらに統合すること,つまり,歴史が求めることを底から支える理念と思想,考えるための言葉と方法,それを生み出すことをつねに念頭においてきた.
 近代ににおいて根のある思想は,非西洋の日本にあってどのようにありうるのか.これを考え,自分自身の課題として青空学園での制作を続けてきた.
 しかし途は遠く,今はまだ手がかりを模索する段階である.が,残された時間の中で少しでも深めたい.
 横断幕をもつのを手伝いながらそんのことも考えていた.

追伸:9日日曜日の自治会役員会で,2015年から9年間やってきた自治会代表を退いた.役員は続ける.