2017-01-01から1年間の記事一覧

「沖縄今こそ立ちあがろう」の歌

昨夜は,梅田解放区の集まりに参加してきた.関東から避難してきて,編集長逮捕後は人民新聞の編集を中心になってやっている人が呼びかけて,半年ほど前からやってきたものである.この夜はおよそ30人くらいが集まり,「安倍やめろ」の横断幕のもとに道ゆ…

木村市議に日隅一雄賞

田中龍作さんの記事で知った.「マスコミが報道しなかった「森友疑惑」明るみに 木村市議に日隅一雄賞」である.実際,豊中市議としての彼の行動力で情報公開を求める訴えを起こしたから,ようやく新聞が取りあげたのだ.そうでなければ,森友問題は表に出ず…

ABC予想査読通過の報に接して

望月新一教授のABC予想を証明する論文が査読を通ったとの報道があった.これは数学の世界で21世紀のもっとも大きな証明ということになる.論文そのものは2012年に公開されたが,方法そのものがまったく新しく,専門家が査読して評価するのにもこれだけの時間…

『人民新聞』弾圧抗議集会

昨夜は<『人民新聞』弾圧抗議集会>に行ってきた.この人民新聞サイトの写真には私も写っている.ここにも詳しい.いろいろ昔からの知りあいに会う.もう40年以上前からの知りあいもいる.こういう人民新聞を一つの媒介とする裾野の広がりを改めて知る. 田…

白幽子巌居之跡

このところ,京都で授業のある日は早めに家を出て,京都を歩くことにしている.この歳になると歩くのがいちばんいい.歩いているときに思い浮かぶことごとは,書斎で机の前に坐ってるとき考えることと少し色合いが違う.それを言葉にしたいとそのときは思う…

再稼働反対神戸集会

昨日は久しぶりに原発再稼働に反対する集会「大飯原発再稼働反対! 兵庫行動」に参加し,デモもしてきた.400人規模の集会だった.2012年から4年ばかり大阪関電本社前の金曜行動に,入院などしたとき以外はほぼ毎週参加してきたが,大阪でのそれが終わってか…

秋深まる

こちらも台風の風が強かった.となりの町内との境にあり通学路にもなっている石段の横に生い茂っている木々の数本が倒れた.昨日今日と伐採の作業が行われているが,もう2,3日はかかりそうだ.そこが通行禁止なったので,駅まで歩く高校生達が家の前を通…

十七士の墓に参る

昨日は京都で授業.昼過ぎ,少し早く家を出てJR京都線の山崎駅で降りる.天王山の麓である.「いま『夜明け前』を読む」につぎのように書いたが,天王山の中腹には、真木和泉とその同志十七人の墓がある. 真木和泉(文化十年(一八一三)三月七日〜元治元年…

アスベスト問題

ストップ・ザ・アスベスト西宮からの呼びかけをもらい,16日(土),アスベスト市民ネット 第1回シンポジウム 〜身近に潜むアスベスト その危険と対策について考える〜に参加してきた.主催は,アスベスト市民ネット,中皮腫・じん肺・アスベストセンター,N…

暑き晩夏に「知ってはいけない」を読む

私の季節感では,八月十六日の京都五山の送り火が終わると夏も終わりの時節となるのであるが,今年も昨年同様に暑さが厳しい.日本に戻って昨日でちょうど三週間,これも自分で読み返すための記録としてこの間のことを書いておく. 昨年,二本の文章「いま『…

夏のドイツ

7月22日の朝伊丹をたって,8月3日の朝伊丹に戻る行程でドイツにいた.フランクフルトの北30Kmにあるヘッセン州の街,バートナウハイムの,シュプルーデルホーフの泉からあるいて5分ほどのところに逗留し,途中4日ほどミュンヘンに滞在してきた. 昨年のこと…

今年も相国僧堂

一昨日は,私にとって数年来の恒例となった京都相国僧堂での座禅会であった.午後二時から六時過ぎまでを寺で過ごしてきた.読経.僧堂での座禅.座禅は線香一柱が燃える間を単位とするがこれが約二〇分.それを二柱.そして老師の臨済録をもとにした提唱.…

六月五日に

今日は,六月五日である.「四季と祭り」に書いたが,小学二年から住んだ実家の近くには,縣(あがた)神社がある.六月五日は奇祭といわれる縣祭である.真夜中に街道筋の明かりを消して,梵天のお渡りがある.家を開放し大阪から来た人らを泊める.お宿と…

新緑の候

今朝ようやくひとつの論考をまとめることが出来た.『神道試論』である.依頼された原稿の字数の倍くらいになったので,これはこれで確定稿とすることにした.依頼原稿は,編集者とどこに焦点を絞るかなど打ちあわせ,別の原稿として再構成するつもりである…

安倍の手法,ナチスの手法

安倍が2020年のに改変憲法の施行をめざすことを表明した.自衛隊明記とあわせて教育無償化を言明した.行政府の長のである首相が憲法の改変を言うこと自体,三権分立の原則から,間違っているのであるが,行政府の長と立法府の長の区別もわからない安倍晋三…

春の盛りに

昨年も同じ題名で書いていた.それはともかく,今まさに春の盛りである.4月2日の地元の花見のときは,天気はよく穏やかであったが桜は一分咲き.それでも多くの人と紙芝居を見たり尺八を聞いたりの時間を過ごした.その桜もいつの間にか満開となり,もうそ…

春の嵐

ハクモクレンが満開になり,そして半ば散っている.それに続いて,花海棠の蕾がふくらみ,桜ももう咲きはじめている.今度の日曜日は,地元のお花見である.公園に15本の桜がある.桜の木の下にゴザをひいて,ひとときを過ごす予定である.もっとも今年はま…

日本神道(二)

この一ヶ月,森友問題がこのように大きく動くとは思わなかった.籠池氏宅を森ゆうこ,小池晃,福島みずほらが訪問し,事情を聞くことになるなどということはまったく想像できなかった.前にも書いたが,2月15日に「春の気配」でこの問題を取り上げたときは,…

今年の3.11

この数年間,毎年3月11日には大阪関西電力本社前の集会に参加してきた.しかし今年は,豊中市の市立文化芸術センター多目的室であった「瑞穂の国小学院」の国有地売却疑惑の真相究明を求める市民集会」にいってきた.2時からというので1時半に行ったら整理券…

神の怒り,歴史の怒り

はや2月も末である.ヒヨドリがメジロを追っ払ってみかんを袋ごと食べる. 1月23日に「日本神道(一)」で「日本神道に背いた神社本庁と日本会議は,いずれ神の大きな怒りにふれるであろう.同時に,このような政治を許してきたわれわれもまた,神の怒りに正面…

春の気配

節分が終わり,2月も早半ばである.植木鉢のオリーブの枝にみかんを半分に切ってさしておくと,メジロが来る.あたりを警戒しながら,みかんをつつく.2匹のときもあれば4匹のときもある.そこへヒヨドリが来て,メジロを追い払いみかんを皮ごと食べる.…

日本神道(一)

日本神道とは,明治期に成立した国家神道とは真逆の,古来よりの神の道である. 私は茶所の宇治に生まれた.小学校低学年まで住んでいた宇治川べりの家の近くに,現存する日本最古の木造建築である宇治上神社があった.桐原の泉といわれる湧水の建屋も古く,…

関電包囲全国集会

関電包囲全国集会が午後4時からあり,久しぶりに関電前に行ってきた.その集会の「前段デモ」が中之島公園女神像前に2時集合であったのだが,これには行けなかった.高浜原発差し止め、2月にも判断=3、4号機抗告審−大阪高裁にあるように,高裁の判断が…

どんど焼き

追伸(17日):兵庫県南部地震から22年.10年前に「阪神淡路大地震から12年」を書き,そしてそれからまた10年が経った.黙祷し合掌する. 今年も一五日,門松などを燃やすどんど焼きの日.二十分ほど歩いて,地元の越木岩神社へ参ってきた.地震の前はこの近…

十日戎の日

今日は西宮神社の十日戎.授業がない日だったので,昨年の「十日えびす」と同様,今年も午後いっとき参ってきた.今年は猿回しが来ていた.人のでの多いこと.平日の昼間でこれである.夕方から夜はもっと多くなる.今朝も恒例の福男選びが行われていた.神…

七草粥

今日は七草粥の日であった.このあたりは,自然が比較的残っているとはいえ,もう七草は自生していない.それで詰め合わせを店で買う.そして,わが家は米は玄米しか食べないので,土鍋で玄米粥を作り,七草と餅と,こちらの好みで卵を落とし,紅ショウガを…