どんど焼き

今日15日は,松の内の最後の日.地元の越木岩(こしきいわ)神社どんど焼き兵庫県の西部の方は7日がどんど焼きというところも多いのだが,このあたりは15日.午前中は自治会の役員会で,午後いろいろ片付け事をして,そして夕方,正月のあいだ入り口に飾っていたしめ縄や祝い箸などをもってどんどにくべてきた.この1月15日のことは,ここにもいろいろ残している.20101年2012年2013年2014年2015年である.このような年中行事がこのように続いていることは貴重である.私もささやかながらそれを残してこうと思う.
ランドセルを背負った小学生の子らも来ていて,三々五々多くの人がやってくる.弥生時代から人間が住み,この甑岩という大きな岩への信仰もそれと同じくらいに古い.そしてそれに隣接する地にある大きな岩が,集合住宅の開発で砕かれようとしている.この問題については昨年「磐座を守れ」に書いた.この集合住宅の開発はその後中断しているが,法的にはいつ再開されるかわからない.
この学校法人は2008年に大損をして,結局短大だけではなく中学・高校敷地が売りに出された.この私学は3代目の理事長のとき,金融資本にそっくりだまされ,多大な損失をかかえたのだ.そして順次土地を売り,そこに集合住宅や戸建てが立つ.そしてとうとう中学・高校の敷地全体が昨年末売れた.ここがわが自治会のなかにある.金融資本がいかに悪辣に3代目をだまして古くからの学校をつぶし,宅地にして売りに出し,大儲けするかの典型が地元で起こった.今日はそのことでもいろいろすることがあった.ということで,面白くも忙しい諸々のはじまる松の内の終わりの日であった.