土地の日に

 3月30日は「土地の日」である.「毎日新聞」は次のように伝える.

 土地の日は、1976年3月30日に土地没収を巡りイスラエル側との衝突によってパレスチナ住民6人が死亡した事件を悼み、毎年3月30日に設定されており、世界的に抗議活動が行われている。 

 総がかり行動実行員会の呼びかけ に応えた,この土地の日に連帯する ガザ緊急アクションよる行動 が大阪でもあり,参加してきた.地下を通る京阪電車天満橋駅を上に出たところで,12時から13時まで,交差点の四方の角にパレスチナの旗を掲げておこなわれた.およそ200人の参加であった.
 パレスチナの人も参加していた.

 日本においては,アベ,スガ,キシダと続くこの十年,立て前として掲げられてきた戦後の民主主義政治から,隠されてきた本音としての軍国主義への転換が露わになった.3月26日には、次期戦闘機輸出を閣議決定した.こうして,日本は名実とも「死の商人国家」となった。
 政府は安全保障としての軍備拡大などというが,歴史の現実は軍拡の先に戦争があった.それがわれわれがふまえねばならない歴史の教訓である.
 しかし,アメリカの支配の下に,日本は露骨に軍拡の道をたどり始めた.
 これに対抗する人々の闘いはまだまだ小さい.この軍拡政治の現実を前に対して,人々のあいだにあるさまざまの小異をひとまずは横において,団結して闘わなければならない.
 憲法9条はそのことをも訴えている.戦争放棄憲法にもつことの意義がいま問われている.

 30日はいつも梅田でいっしょになる人らもたくさん参加していた.村上薫さん「土地の日に連帯しました」,たたかうあるみさんはブログでも「イスラエルの万博参加を許すな!」を書いてくれている.Akihiko Manabe さんはいつものようにギターを弾き,Swig Masa さんもサックスを弾く.

 私はこの日これに参加して,それから神戸に向かい,食事をして夕方から授業をしてきた.

 季節は春である.写真は 廣田神社 こばのみつばつつじ (小葉の三葉つつじ)である.27日に撮した.

 廣田神社まで歩いて20分.時間のあるときは犬を連れての散歩道である.