風邪

 昨夜は関電前行動の日であったが,こちらは風邪が治りきらず欠席.いつもの彼は参加され,丁寧な報告メールをいただいた.いつものように,60人ほどが集まっていたようだ.「今回は、単なる叫びだけでなく、途中2回参加者のスピーチを企画されました。」とのことで,この行動も世の動きにあわせて,動いているようだ.何とか養生して,2週間後にはいけるようにしたい.
 頭も痛くなく熱もない.気管支がやられている.それに夏以来,夜10時に授業の後での食事など夕食で,あまり米を食べなくなった.これは加齢に伴う自然現象と思っているのだが.それもあってか,先日血液検査をしたらヘモグロビンが昨年の秋に比べて2割ほど減っている.それでも基準値をほんの少し下がる位なのだが.ヘモグロビンが減っているところに,気管が腫れて肺の奥に空気が行きにくい.それで,普通に胸骨を動かす呼吸をしながら坂道などを歩くとすぐ息が上がって疲れる.こちらには,昔座禅で覚えた腹式呼吸がある.書斎に坐り腹式呼吸をしていると,落ちつく.腹式呼吸は歩きながらもできるはずなのだが,これは訓練がいる.私は苦手である.
 そして,今日は連合町内会の防災訓練の日.こちらも担当があったので,9時に集合場所へ行ったが,皆同じような老人が係りをしている.私の担当分は誰かにしてもらうから,家に帰って休んでおけという意見が多数.放水訓練とか,非常食のアルファ米の試食とか,その他にもいろいろあって,参加したかったのだが,ここは皆さんの意見に甘えて,ゆっくりと歩きながら引き上げてきた.
 私は,生業は塾講師なので自由業.それで,健康診断は20年来,市立西宮病院の半日ドックを欠かさず受けてきた.ところが最近,この半日ドックがすぐ締め切りになる.64歳になったとき,「もう65歳になったら半日ドックもいいかな」と看護師に聞いたら怒られた.「皆64歳までは会社の健康診断.65歳からは市の健康診断ですよ」というわけである.それで,団塊の世代が65歳になった去年から市の健康診断が混んでいる.今年は申し込んだときすでに満杯.それで今年は飛ばすか,と考えていたのであるが,そこへこの風邪.また,食事が減ったことによる体重減もある.こういうときこそ健康診断は飛ばすべきでないという家族の意見.それももっともなことであるので,地元のかかりつけの風邪を見てもらっている先生に紹介状を書いてもらい,県立西宮病院で例年通りの検査+αを受けることにした.来週,2回行かねばならない.それで,再検査が必要なことが見つかればもう少し時間がかかる.自分の体の客観的な事実は何にせよ自分でつかむ.それが大切だ.