日本は来るところまで来ている

 昨夜は定例の梅田解放区であった.いつものように,たたかうあるみさん も報告してくれている.
  戦争反対!
  核炉汚染水を海に流すな!
  原発再稼働やめろ!
  維新政治を許さない!
と声をあげる.

 こうして声をあげることは,小さなことだ.しかし、この日本は、一人一人が声をあげなければ,本当にもうどうにもならないところへ来ている.

 唯一の被爆国である日本が,福島原発の核汚染水を海洋放出する.被爆国としての歴史的な責任を放棄するだけではなく,それどころか,核の力を背景に戦後世界を支配してきた,原子力産業,つまりは兵器産業に服従することを意味する.

 大阪万博がほぼ無理になっている.政府が体面を取りつくろうことはあり得るが,かつてのような万博の開催など,もう無理である.
 これは,維新政治のなれの果て,ということになる.

 日本はいよいよ来るところまで来た.「週刊金曜日」の9/22号、山口泉さんの「肯(うべな)わぬ者からの手紙」は「日本は、いよいよ来るところまで来たようだ。」で始まる.
 そのとおりである.なぜそうなったのか.それは,私が言ってきたように,近代日本は根なし草であり,その近代の成れの果てが今の日本だということである.
 どのようになってゆくのか,見とどける.
 そして,ここからの途を模索する.その場が青空学園であった.
 いくつも考えるべきことがある.書き足してゆきたい.