一昨日，WiMAXを契約した．実は今まで携帯電話はもっていなかった．昔，ポケベルというのがあった．それが鳴ると公衆電話へいって，相手に電話する．無線呼び出しだった．車で動いていてもどこかに止めて、電話した．前の仕事をしていたとき，ポケベルが鳴ると仕事が増えるということや，どこにいても呼び出されるので，それが気に入らなかった．ポケベルを解約したとき，なんともいえない解放感があった．そういう経験があったので，携帯電話をもつ気にはならなかった．別に不自由でもなかった．人間は誰ともつながらないでいるときも必要なのだ．
ところが最近，データ通信が急速に展開されてきた．前から，１kgのノートパソコンをもっていたので，これで利用すると，こちらから必要なときにいつでもメールやネットのチェックができる．これは向こうから呼び出しが鳴るわけではないのがよい．さっそく昨日今日と，前なら家に戻ってからすることが，出先で済ませられた．もっとも，これがいいことなのか，せわしないことなのかは，わからない．
ネット検索やメールだけならタブレット型の方が軽くていいのだが，TeXが動かないと原稿書きができない．最近のタブレットPCで動く日本語TeXはまだないようだ．タブレットPCでも一昔前の卓上PCより性能はいいはずだし，もともとLinuxベースのOSなはずだから，そのうち誰かがやってくれるだろう．
追伸：そのWiMAXでつないだPCから見つけた情報：わかもの原発サミット，若者会議関西．２０日のデモは帰省したので行けなかったが，これは楽しみな動きだ．こういう追伸が帰りの電車のなかで書けるのはいいことなのか，それともせわしないことなのか．
