昨夜，3週間ぶりに関電前に行ってきた．6時にはいつもよりやや少ないところからはじまり，7時頃にはいつものように集まっていた．一方，関電正門では前から座り込みなども継続されているのだが，7時頃その中が一人公務執行妨害で逮捕された．経過はよくわからないが，どうも天満署は110番があったということでいつもの警備以外に機動隊も出てきていたようだ．集会の横の方で押し問答が続いていたが，その過程の中で逮捕されたようだ．西側の道の向かいの奥の方には，ずっと逮捕用の車が赤いライトを点滅させて待っていたので，警察ははじめからそのつもりであったのではないか．東京新聞は「脱原発活動の参加者逮捕 関電前、傷害容疑で」と報じている．傷害の相手というのは一番興奮していたあの公安刑事のことだろうが，まったく怪我はしていなかった．http://www.ustream.tv/recorded/25931138 に記録がある．
一般の参加者の前で逮捕劇を演じることで，これから参加者が減ることを狙ったのと，正門前の座り込みと金曜行動を分断する目的だろう．しかしこういう自作自演の逮捕劇は，金曜行動に参加している人にも，警察の横暴への怒りをかき立て，逆にこれから参加者を増やすように思われる．
正門前には前に紹介した鉦の他にも，鉄柵には多くの写真や書，そしてリボンがつけられている．関電はこれを何とか撤去したいのだろう．こちらはあまり何も出来ないのだが，座り込みを続けている人はどうか粘り強くがんばってもらいたい．
それにしても日本の司法や警察の腐敗は深い．最高裁裏金問題の裁判が続いているのだが，日本の新聞やテレビはまったく報じない．「一市民が斬る」さんが「10月4日 「最高裁」がひた隠す"最高裁裏金裁判"！」で言われているように，「数少ないメディアと市民が頑張って多くの国民に知らせ、国民が糾弾していくしか手がない。頑張ろう。」と言うことなのだ．だからこれを読んだ人は，自分でも情報を集め，自分たちの社会がどのようになっているのかを自ら考えてほしい．
昨日ようやく，「チャップル型定理」ができた．4時頃「わかった！」となって全文仕上げそれから出かけ，今朝読みなおしてHPに上げたばかりである．こういう幾何の定理はもっともっと教育のなかで甦ってほしいと思う．宮崎大の問題の解答を作って以降のこの10日ほど，空間の場合はどうなるのだろうと考え，知りあいに『幾何学大辞典』の4巻の関係ありそうなところの写しを送ってもらい，それから高校生になじみのある書き方に再構成しながら，ようやく昨日できた．しばらくPoncelet'Theorem から離れていたが，あと一息二息なので集中してやろう．
