持続するこころざし

追伸27日:経産省前テント広場から

いつもテントひろばを取材して下さっている独立系市民メディアのOurPlanet-TVが、「経産省前ひろば・脱原発テントの600日」というドキュメンタリーを制作してくれました。2年近くの軌跡を辿る力作。この時期だから見て欲しいドキュメンタリーです。是非、見て下さい!拡散もお願いします!

これは必見である.

今日24日は大阪の関電前金曜行動.いつものように人々が集まってきた.それにしても6時伴でもまだ明るい.季節の移り変わりをひしひしと感じながら,声をあわせる.新しいプラカードや,見慣れない顔.人の輪は確かに広がる.狂った国の中での,正気な人々の行動ではないか.私もその中に入れてもらって,ひととき正気を取りもどす.
実際,福島の事故が日本列島のみならず地球に対していかなる惨事であるかは,時間とともにますます明らかになる.地震列島弧に原発を作り,福島第一の事故後も情報を操作して事態の真実を隠し,核汚染を世界にまき散らしながら誰一人責任を取らず,福島を見捨てる日本政府.これは狂った旧体制・原子力村そのものである.これを存続させることは人間と地球に対する冒涜である.日本列島弧に住むのものの責任において原子力村を解体し,人類の叡智を集めてこの惨事に対処する体制を生みださなければならない.
これは私が言い続けてきたことであるが,そのような思いが,人々を動かす.主催するTwitNoNukes大阪の人が合間に言っていたが,隔週にしているのは,空いた金曜日にそれぞれの場でこの行動を拡げていってほしいからなのだそうだ.ということで,私もここに書く.明日土曜日,朝のうちは町内会の役員会.それがすめばそのままま梅田に出て,大阪駅前での街頭行動に行ってみるつもりだ.その報告は明日.
追伸25日:今朝は朝から自治会の会議.町内会の防災の係をしているので,連合町内会の防災係の総会に出た.このあたりは前の地震でもいろいろ被害が出たところで,そして南海地震は不可避なので,みな真剣である.今年の防災訓練の計画や,避難計画策定への道筋などを話しあった.私には1時間もかからない内容だと思うが,みないろいろ喋って,1時間半つきあい,それから大阪に出た.
前にも書いた梅田の街宣である.数人の中に合流.彼らの市民としての行動も2010年秋から続いている.こころざしを持続する人たちだ.ビラまきとマイクでの喋りをやって戻ってきた.禅では「照顧脚下」というが,道ゆく人々を見ていて,まさに「足もとを顧みよ」といいたかった.そしてこれは自分への戒めでもある.彼らは明日日曜日は朝の6時に三宮で落ちあって広島市まで街宣の手伝いに行くそうだ.さすがにそれはつきあえない.70歳に手が届こうかという人もいて,その元気さに感心する.こちらは,いろいろ机の上での仕事をかかえていて,なかなか集中できないのだが,しかしまた正気でいるためには大事なことなので,出かけてきた次第.