安倍国葬やめろ

 一昨日の27日は定例の梅田解放区であった.こうして梅田に立つようになって四年以上になる.
 思いかえせば,2012年の6月「京都から福井へ」に書いたように福井へ行った.それからからは毎週金曜日に大阪の関電前に立ってきた.
 関電前集会が終わった頃,梅田解放区が始まった.その頃から欠かさず参加してきた.
 今日の報道では,その福井原発の再稼働が始まった.

 時代はいよいよ大きく動きはじめている.この動きがどのような方向に向かうのか,それぞれの地での運動がどのような理念で連帯してゆくのか,それはまだ見えてこない.街頭に立って考えようと,この日も参加してきた.

 ロシアのウクライナ侵略と安倍元首相の暗殺,これによってこれまで闇に隠されてきた多くのことが露わになった.
 日本の戦後は,統一教会自民党が癒着しているといわれてきたが,癒着どころか実態は一体であった.これが戦後政治を仕切ってきたのだ.戦後,我々はこのような体制のもとでやってきたのだ.

 その安倍の国葬に反対する.これを道ゆく人々に呼びかける.「安倍国葬やめろ」の横断幕も準備されていた.また「安倍国葬反対」の幟もあった.用意された人に感謝する.

 街頭に立っていろいろ考える.
   いま世界は大きく変わる
   地球はかぎりりあるもの
   資本主義はつねに拡がる
   限界に来ることは不可避

 しかし行動しなければ何も変わらない.
   新自由主義資本主義から
   人と緑を守る社会主義
   街頭を人で埋めつくそう
   主体が生まれ変革となる

 もういちど御堂筋をデモで埋めつくしたい.それを見とどけたい.

 こんなことを考え,これまでやってきた.前にも書いたが,この半世紀,毎月何度か街頭に立ってきた.それを続けてきた.しかし,まったく微力であり,まだ日本も世界も人の住む世からは遠い.
 ウクライナでは665万人が国外難民となっている.ウクライナのいまは田中龍作さんが現地から伝えてくれる.
 なぜロシアの侵略を止めることが出来ないのか.このような戦争の背後には,国際的な兵器産業がある.それがバイデンを背後から操り,アメリカとNATOウクライナを背後から動かしている.そして,兵器産業は巨大な利益を生み出している.NATOアメリカはこれからもウクライナに兵器を送るといっている.
 これがいまの世界だ.これを動かし変えてゆかねばならない.歴史の今がそういう段階であったと,後に言われるようにできるのか.
 人は皆,固有性をもって生きる.互いの固有性を尊重し,横に繋がる.
 そんな人のあり方に根ざした世を生みだすために,動けるうちは,出来ることはして起きたい.そんな気持ちである.