大阪万博はもう無理!

 定例の梅田解放区に参加してきた.昨日もいつものように十数人が集まり,声をあげる.たたかうあるみさん村上薫さん も報告を書いてくれている.

  原発いらない、放射能いらない
  万博いらない、カジノもいらない
  維新もいらない、自民党いらない
  吉村ヤメロ!  岸田はヤメロ!

 大阪万博開催まであと2年を切った.しかし,海外パビリオンの建設申請がまったくない.153の国と地域が参加を表明しており,このうち50ヶ国あまりがパビリオンを自らの費用で建設することになっている.しかし,現段階で必要な建設許可を大阪市に申請した国はない.
 万博は,1851年   ロンドン万国博覧会にはじまる.しかし,今はもう歴史の段階として,万博など不要なのだ.
 まして軟弱地盤の夢洲での博覧会は,資材の高騰と重なり,会場の建設費用も膨大だ.その後をカジノ場にしようとしているが,それも困難である.
 大阪万博開催を決めたのは,大阪維新の会だ.目先の利権で動く.大阪都構想が否定され,そして今回の問題である.橋下徹 に始まる大阪維新の会大阪府政と市政が,これから大きく崩れてゆく.その結果,大阪府民,市民が大きな痛手を受ける.

 私は高校時代は大阪に通った.その後も,かつて属していた政治組織の西部日本局が大阪にあり,その専従の代表もしていた時期があった.大阪は,故郷の宇治や,3年間下宿生活もした母親の故郷の京都とともに,本当に身近な街だ.
 しかし,維新政治を続ければ,没落する日本のその先頭を走ることになるだろう.何とかここから転換できないのか.
 道ゆく人に維新政治が何をやってきたかを語る.コロナの死者が飛び抜けて多いのが大阪であり,まさに維新政治の結果である.
 選挙に行って維新を落とそう! これを呼びかける.

 さて,先にあげた本に続いて,以下のものを読んでいる.

 ● よみがえる古代 日本の原点 秀真伝 ホツマツタヱ』(2018/12/20),千葉富三(編著)
 ● ホツマ・カタカムナ・先代旧事本紀』(2019/6/30),エイヴリ・モロー(著) 
 ● 言霊、数霊、形霊! 【全ての扉を開ける鍵】カタカムナ 』(2023/2/22),
                      吉野 信子(著), 入口 初美(著) 

 いずれもが,日本語の歴史を通して,人間の歴史を改めて考えさせるものである.日本語に関するこのような論考に対しては,いろいろな見解もあるだろう.しかし私にとっては何れも考えさせられるものであった.

 そもそも,このような書を私はこれまで知らなかったのだ.カタカムナという言葉さえ今回はじめて出会ったのだ.それが,7月に8冊も読むことになった.教えられることばかりであった.

 これまで,青空学園日本語科 で考えてきたものとして,これらの議論のすべてを受けとめ,位置づけなければならない.じっくり考えたい.

 写真は,ニテコ池から甲山を望む.午後の犬を連れて運動を兼ねた散歩で通る道からの眺めである.