戦争やめろ!

 今日の日曜日は朝から地元での掃除に参加した.年に2回ある 西宮市一斉の掃除の日 で,8時から9時過ぎまで,神園公園や阪急電車の踏切のあたり,落ち葉の多い溝など,いくつかに分かれて清掃する.
 毎月一回,地元の公園管理委員会が,神園公園の掃除を市から請け負う形でやっている.それ以外に,7月と12月は全市一斉の掃除がある.
 朝から掃除をすることは,こちらの健康にとっても意味がある.町内の掃除と犬の散歩,これらのおかげで 2013年の暮れ以降,医者にかかることなく,薬も飲むことなく,過ごせてきた.

 昨日の土曜日は定例の梅田解放区であった.たたかうあるみさんも 写真 をあげてくれている.いつものように, 岸田やめろ! 戦争反対!の横断幕を掲げて十数人が集まり声をあげる.


 昨夜は,写真のように行者の姿をした人もきて,太鼓をたたいてくれた.これまでも何回か来てくれている.また,前を通った若い人も声をあげてくれた.外国人も写真を撮ってゆく.日本にもこういう人らがいるのだ,と思ったのかも知れない.
 こうして,梅田の街頭から戦争反対の声をあげることが,定着してきたことを思う.これはほんとうに大切なことだ.

 イスラエルによるパレスチナ侵略が続いている.ロシアによるウクライナ侵攻も続いている.イスラム組織ハマスイスラエルの戦争は,イスラエルができたときから続くイスラエルによる「民族浄化」と,それに抵抗して闘うパレスチナ人民の闘いそのものである.
 そして多くの命が失われてゆく.何ということだ.私は,この東梅田の街頭から若い人らと一緒に「戦争反対!」を訴えて6年になるが,この間,国際社会の対立と分断は深まり,世界の戦争は拡大するばかりであった.それでも,いや,だからこそ「戦争反対!」を訴え続ける.
 また,大阪万博反対の声もあげ続ける.実際のところ,大阪万博は無残な失敗となる.維新政治の破綻が暴露されるだろう.問題はそこでどうするかだ.
 街頭に立って,道ゆく人びとを眺めながら,その思いを強くする.

 昨日,鹿砦社さんから『季節』2023年冬号と,2024年の鹿砦社カレンダーが贈られてきた.ありがとうございます.
 『季節』のいずれの記事も深く大きく重い.この地球の上でいまわれわれがどのようなところにあるのかを考えさせられる.
 送られてきた『季節』の表紙に,
 2024年の大転換
 <脱原発>が実る社会へ
とある.
 それを,私がやってきた,日本近代を言葉から問うという課題と結びつけ,考えてゆく.昨年も季節をいただいたとき,一文を書いた.「歴史の分岐点」である.
 それを思い起こしながら,2023年は,転換のさまざまの兆しが現れたが,現実の歴史の動きとなるのは2024年かも知れないと,そう思った.
 年の瀬にやるべきことをやり,大転換の2024年をむかえよう.大転換の年にするべく,なしうることをしよう.本当に深く,そう思う.