年初の街から

追伸2:15日朝,越木岩神社しめ縄や祝い箸などをもっていって,焼べてきた.前に「どんど焼き」を書いたのを思い出して読みかえす.あれからもう十年なのだ.

追伸1:14日は,妻の3姉妹が集まるというので,私と同い年の義姉が住んでいる姫路まで行ってきた.「どんど焼き」でも書いてるように,五年前,十年前にも姫路まで行っている.
 姫路駅で降りて,西へ夢前川の近くまで歩く.義姉夫婦の家で,いろいろ話しをしながら昼飯を食べ,それから義妹に車で姫路駅まで送ってもらい,戻ってきた.

 13日は2024年最初の梅田解放区であった.これに参加する.いつものように,横断幕をもって街頭に立ちながら,2024年を思う.
 たたかうあるみさん もさっそく書いてくれている.Swing Masaさんもこの日の若者との出会いを書いてくれている.

  この日の昼には大阪駅前広場で,関西ガザ緊急アクション主催の,ガザの即時停戦を求める集会毎日新聞)があった.私はそれには参加できなかったが,梅田解放区ではそこに参加した人からの報告もあった.

 年頭の,能登半島1月1日地震では,あらためてこの日本列島が地震列島であることを思いしらされた.たまたま志賀原発が1号機,2号機とも定期検査で停止中であった.それで「原発事故そのものは起こらなかった」と志賀原発が表明している.
 しかし,水漏れやその他にどのようなことが起こったのかについて,事実が客観的に公になっているとは言い難い.
 私は,青空学園日本語科の扉

アメリカの核戦略のもと地震列島に原発をいくつも作り、ついに福島原発の核惨事に至る。近代における第二の敗戦であった。

と書いているが,今回のことは,まさにそのことを警告することであった.国内に50基以上もある原発をこのまま稼働し続ければ,いずれどれかで福島に続く新たな核惨事となる.
 今回の能登半島地震は,それを警告している.そうではないだろうか.

 今年,この現状を打破しようとする動きは大きくなる.このときこそ,それにつながりながら,根のある変革を提起し続ける.
 「根をもつこと」と言ってもそれだけでは伝わらない.それが,これまでを省みたうえで思うことである.それをふまえて,根をもつことを一人の人として参加する行動の場からのべてゆきたい.
 そして青空学園日本語科の言葉をもっと工夫すること,日本語の可能性を現実化すること.
 これらが今年の私の課題であり,青空学園としてなすべき課題である.
 街頭に立っていろいろ考えた次第である.