2014-01-01から1年間の記事一覧

日本の高校数学

前に『解析基礎』を読んだ大学生からメールをもらったことがある.そのことは『解析基礎』に書いた.あの地震の直前だった.それでこういうものにも一定の意味があるとこちらも再認識.以来3年.増やしたいところや直したいところが出てきた.それで現行の『…

5月の風と関電前行動

端午の節句も終わり新緑の時節である.今日は5月最初の関電前行動の日.こちらは午前中町内会の会議.それから戻って『解析基礎』第三版をいろいろ考え,夕方犬の散歩を終えて大阪へ.雨あがりの新緑は美しいが,世の動きは嶮しい.7時に関電に着く.5月の海…

暗黒支配の日本

追伸5/4の写真:夙川上流の木立.夕日を浴びてじっと葉裏にとまるモンカゲロウ.優雅でもの悲しいはかなさ. DAYS JAPANという雑誌がある.いつも本屋で買う.昨日5月号を買った.この雑誌はもとより報道写真が中心であり,今号は「DAYS国際フォトジャーナリ…

TPP密約?

昨日は定例の関電前行動.久々の参加であった.こちらが休んでいる間も,こうして人々は集まり,集会は行われていた.参加者およそ60〜80人.関電本社脇のハナミズキは美しい.思わず見とれるが,再稼働を目論む原子力村は醜悪である.この関電前行動が今後…

地元の市長選挙

今日は退院後4回目の診断日.血糖値関係の数値HbA1cも基準以下の5.9になっていた.ステロイドを飲みながらも,しっかり歩いて運動して,数値を減らしてきた.自分の体を管理するということで,本当にいろいろ勉強になった.それで明日からステロイドは1日あ…

新課程の数学 III 微積

季節は移ろう.写真は早春の名残りの椿.そして「山路来てなにやらゆかし」というすみれ草ではないがスミレ似の花.葉は似ていない.それから早くも咲き始めたモッコウバラ.そして私の好きなシャガ(射干)の花.昔,小学校の裏の竹藪の片隅の日だまりに咲…

資本主義の終焉

今日は金曜日の関電前集会の日であるが,授業が入った.昨秋,こちらが入院したとき,幾人かの人に代わりに授業をしてもらった.その手配も,急にいわれた先生も大変だったと思う.だから逆の立場になれば,引き受ける.ということで,7時半まで授業となり,…

春の盛りと自発的隷従

追伸(6日):先日の「標的の村」上映会では,土曜日,日曜日の昼と夜,合計4回の上映で,500人以上が参加.主催した人は,もし経費以上の収入があれば高江の現地の取り組みにカンパしようと考えていたが,それはないだろうとも思っていたそうだ.まさかこん…

WinXP離れ

マイクロソフトのOS,ウィンドウズXPの更新が4月9日に終わる.つまりこれから新しいセキュリティの穴が見つかっても更新しないということである.OSとは膨大なプログラムの集合体である.どんなものにも誤植はあるが,誤植的なものはこの間ほとんど更新され…

三月下旬

早いもので,三月も末になってきた.今年は昨年より少し春が遅いようである.というか昨年の春が暖かでそれが夏まで続き,夏の暑さが体にこたえたのだ.今年も家の車を置いている横のハクモクレンが満開になった.これは,阪神の地震の後数年間,西宮市が希…

映画『標的の村』を観る

昨日は,夜の7時から神戸市長田区の新長田勤労市民センターで開かれた,映画『標的の村』の上映会に二人で参加してきた.百二十人程の席が満席.午後2時の上映の時は椅子が足りず追加して並べたとか.映画がはじまるまでは三線(さんしん)の演奏が この映画…

国破れて山河もなし−3・11に

あれから3年.私が金曜日の関電前集会に戻るのは4月になって暖かくなってからと考えていた.が,3・11は火曜日だが,いつもの関電前集会の主催者はこの日も関電前で集会をするとのこと.これは行かねばなるまいと,夕方5時に現地へ.前に日の丸を持って参加…

『フクシマの嘘 其の弐』を観る

時節は早春.春めくとき.はるのおとづれを聴き,それにひたるときも大切である.写真は夙川の鴨のつがい.この風情もいい.だが,東電核惨事から3年.核惨事がいかに過酷で悲惨なことであるか.それは日ごとに明らかになる.核惨事のもとにある早春.この現…

『絶望の裁判所』を読む

三月である.小さい頃から三月は好きな季節であった.写真は5日追加.満開の桃の花.犬の散歩道.夙川上流,川沿いの遊歩道脇の民家の庭先. 『絶望の裁判所』(講談社現代新書)が2月20日に刊行され,これをさっそくKindle版で手に入れて読んだ.著者は元判…

入試の時節に

今日は2回目の通院診察の日.時間の経つのははやい.11月18日に入院して12月24日に退院.それから5週間目に最初の通院診察.そして今日,肺のX線像はきれいだった.器質化肺炎そのものは確かに治まっている. 一方,血糖値や,HbA1cという血糖と結びつくヘモ…

言葉と数学は人間の条件

12日〜14日,京大の数理解析研究所(RIMS)で,研究集会:教育数学の一側面−高等教育における数学の規格とは-がおこなわれた.いわゆる純粋数学の研究所である数理研が,教育に係わる分野の研究会を研究所の一環に位置づけることは,かつての数学像からは考…

都知事選を終えて

今回の選挙では,考えさせられることが多く,また希望の芽も多かった.歴史主体の形成という観点から,避けられない問題を,この間の続きでとりあげたい.選挙を終えた日本共産党志位委員長の言葉を日本経済新聞は伝える.日経新聞の報道なので,脱原発の側…

むのたけじさん

100歳のむのたけじさんが,2月3日,都知事選で脱原発候補の統一を呼びかけ,記者会見をした.その様子は,田中龍作さんのところにある.ぜひ全文読んでほしい.その記事から: むの氏は開口一番、「社会党関係者、共産党関係者、組合関係者いませんか? おか…

鎌田慧さんの叫び

午後の追伸:cangaelさんが「”脱原発一本化”最後の訴え(鎌田慧氏)」と題して,新聞ゲンダイ掲載の一文を紹介をされている.あわせて読んでほしい.宇都宮陣営はこの声に耳を傾けよ. 細川氏への支持を表明している鎌田慧さんが,1月29日の東京新聞「本音の…

原発政策だけで決めることである

今日の時事通信:「友野鉄連会長:原発政策だけで決めることはない=都知事選で」とある.安倍政府もまた原発だけが争点ではないという方向にもってゆこうとしていて,それを受けて大手新聞やテレビも,この方向で論調を統一している.その手のところが行う…

歴史を観念で越えることはできない

追伸(夜):以下を書いてそれから京都へ行って二つ授業をした.とりあえず仕事復帰しました.今日から6日間連続である. 「【都知事選】 脱原発市民団体 細川氏一本化へ」などを読むと,水面下では今も,都知事選の脱原発候補の統一の努力が続けられている…

名護市長選挙

辺野古基地建設を対立軸とした名護市長選挙は現職の稲嶺進氏(無所属、社民、共産、社大、生活推薦)の2期目の当選が確実となった.こちらは沖縄タイムスの「沖縄タイムスしまパス」に登録しているので,8時には当選確実速報がメールで来た.四年前の選挙は…

どんど焼き

17日追伸:阪神淡路の地震から19年である.阪神淡路大地震から12年などを書いてきたが,ほんとに長い時間が過ぎた.しかしあの地震は今も体がしっかりと覚えている. 今日十五日で松の内は終わり.越木岩神社にしめ縄や祝い箸などをもっていって燃やしてきた…

謹賀新年

明けましておめでとうございます 今日五日,地元の越木岩神社に参拝した.元旦は人出が多く,こちらは感染症には気をつけろといわれているので,今日にした次第.それから二人で,昔住んでいたところの隣の家にあいさつ.さらに,かつての高校での同僚の家も…