2013-01-01から1年間の記事一覧

格差拡大の30年

昨日は,私がかつて担任したクラスのクラス会.二年半前に集まって,またやっている.「先生も付き合いいいな.」「そちらが誘ったのではないか.」と言い合いながら再会を楽しんでいる.クラス会と言うより仲良し会であるが,それでも20数年ぶりに会ったと…

再稼働申請?

原子力規制委員会は今日,原発再稼働の前提となる安全審査を受けるため,北海道,関西,四国,九州の電力4社が計5原発10基について、新しい規制基準が施行される8日に審査を申請すると発表した.東電は柏崎刈羽原発6,7号機の申請をしようとしたが,新潟県知…

これまでの歴史にない動き

今日,土曜日は,梅雨明けはまだとはいえ,地面は湿気があるのに,空気は乾いた晴れた日になった.今日は,2カ所に参加してきた.先ずは午前11時,大阪駅前の「生活の党応援隊」の街宣.数名の人がやっているのに加わる.彼らは毎日毎日2カ所くらいの宣伝活…

吉祥院天満宮

京都市南区にある吉祥院天満宮に参ってきた.この吉祥院が地名となっている京都市南区吉祥院はわが母の里.都市近郊の農家であった.その家はもう今はない.天満宮は前から一度参りたいと思っていたが機会がなかった.先日,サイトのアクセスカウンターが100…

100万人の訪問

今日25日,青空学園数学科の玄関「青空学園数学科」に置いているカウンターが100万を超えた.先ほど確認したら,ちょうど私のときが1000000であった.この画面は保存した.続けてきたご褒美といったところである.このサイトをはじめたのは1999年8月27日.夏…

目前の数の問題ではない

昨日は本来は大阪関電前行動の日.こちらは朝から机仕事に集中して,25日締め切りの原稿を送信.ほっと一息,さて大阪に出ようかと,念のためTwitNoNukes大阪のサイトを確認.すると台風接近で中止とのこと.この程度の天気で中止するかと思いながらも,彼ら…

六・一五の日に

昨日は,1960年6月15日,樺美智子が国会前デモで殺されてから53年の日であった.私は,6・15と聞けば,これを思い起こすが,昨今ずいぶん風化しているのではないだろうか.しかし,現実は風化しているどころか,あのときの安保問題はそのまま現代の問題であ…

螢と猪と紫陽花

この時節になると,日本列島弧の生物多様性を思う.ここは六甲山系の東の端,甲山をはじめとする低い山つらなる,その麓の丘陵地帯である.縄文,弥生の時代から人間が生活してきた.芦屋川,夙川,仁川といくつかの川が流れ出ている.夙川は短い川で,南北…

関電前金曜行動にて

梅雨の中晴れという言葉があるが,今年の梅雨は雨も降らない.五月晴れでもなく夏でもない,梅雨時期の快晴の今日,隔週の大阪関電前金曜行動の日.こちらも,すっかり頭の中に組み込まれた日常の仕事になってしまった.机仕事に一区切りをつけ,出かけた.…

これは「人間の国」か

6月になった.私は6月が好きだ.梅雨だなと思うと,梅雨のころの畳の冷たさ,いつもそれを思い出す.しかし,この季節感はもう今は失われかも知れない.写真は6月の花たち. 阪神大震災のあと,箱物だけ整備される一方で,仮設住宅での老人の孤独死が相次…

持続するこころざし

追伸27日:経産省前テント広場から いつもテントひろばを取材して下さっている独立系市民メディアのOurPlanet-TVが、「経産省前ひろば・脱原発テントの600日」というドキュメンタリーを制作してくれました。2年近くの軌跡を辿る力作。この時期だから見て…

この国は狂っている

「震災のあと」という自立した報道者によるページがある.今年の3月,次のような報告があげられていた.2013.3.20 福島県飯舘村 「大変なことが起こっているよ」である.これは飯舘村で今も馬を飼う細川牧場の細川徳栄さんを,「震災のあと」プロジェクトの…

「福島そしてチェルノブイリ」

昨日16日,国鉄西宮駅横の西宮市のホールで開かれていた広河隆一写真展「福島そしてチェルノブイリ」に行ってきた.5月8日から16日まで.いつでもいけるだろうと思っていたら最終日.京都での授業の前に立ち寄った次第.これまで広川さんが写真雑誌「DAYS JA…

雨の日の金曜行動

今日は金曜行動の日であるが,朝から雨だった.出かけようとすると,こちらの決意を問うかのように雨も激しく降る.雨がっぱの用意もして傘を差して出かけた.地下鉄の最寄り駅を出て歩いてゆくといつもの太鼓の音が聞こえてくる.少し遅れて現地に到着した…

人々の連合の深まりを

五月である.大阪の関電前金曜行動は来週10日で昨夜はなし.それでということではないが,時間がちょうど空いたので,今日の昼前後,2010年の御堂筋デモで知りあった大阪宣言の会の人らの大阪駅前での宣伝活動を手伝ってきた.毎週日曜日にやっているのだが…

ユニクロの矛盾

23日の朝日新聞に,ユニクロの柳井会長の言葉が載ったようだ.新聞はとっていないので,ネットで知った. グローバル化の問題。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減る。低賃金で働く途上国の人の賃金にフラッ…

小学校の同窓会(二)

今日は,宇治市立莵道(とどう)小学校の昭和三十五年三月卒業四組の同窓クラス会で宇治に日帰りした.五,六年のとき担任してもらった八十八歳の先生も来てくださった.宇治川沿いの中之島横の料亭での集まりだった.四十六人卒業のクラスで,今日は先生ふ…

金曜行動再び参加

しばらく仕事で行けなかった,関電前金曜行動に行ってきた.人の集まりは前と変わらず.いつもの顔見知りが多くいる中で,見慣れない顔の人も加わってきていた.総勢150〜200人というところ.しかしそれにしても季節はめぐる.七時になってもまだ西は明るい…

若葉の季節に

白木蓮もすでに散り,花の後には実が青く,そしてそれを囲むように若葉がみずみずしい.まだ気温は上がらないが,どこかに初夏を思わせる時節となった.この家に住みはじめたころ,大きな甕を手に入れ,そこに水を張り,魚を飼ってきた.この数年はメダカで…

TPP 対 占拠せよ! 運動

追伸(13日午前):明け方の地震は大きかった.18年前の地震と同じ時間帯で,そのときの感覚がよみがえった.日本列島弧が地震の活動期にあることをあらためて思い知らされた.これは自然界からの警告だ.そのように受けとめなければならない. 高校生に教える…

ある春の夜に

今日でようやく春期講習が終わる.朝から晩まで,神戸から大阪へと1日6時間授業をするとさすがに足は疲れる.しかしそれぞれ自分の問題もかかえたいろんな生徒が来ていて,それはそれで面白かった.こちらは問題作成の仕事等々を抱えていて,明日も朝から机…

『禁じられた歌』を読む

八木啓代(やぎのぶよ)さんの『禁じられた歌―ビクトル・ハラはなぜ死んだか』を一気に読む.もとは1991年に出た本で,読みたいと思っていたがようやくkinddl版で再刊された.これをAndroid端末に入れて読んだ.著者は,ラテンアメリカと日本を拠点に活動する…

「主権回復の日」は奴隷の言葉

安倍政府は,4月28日に「主権回復の日」式典を開催する. これにたいして朝日新聞は「主権回復の日 歴史の光と影に学ぶ」と題する社説で,4月28日は沖縄を切り捨て,その犠牲の上に本土の繁栄が築かれた「屈辱の日」でもあると主張する.さらに,屈辱を味わ…

夢を見る言葉

新聞報道によると,京大は英語で行う教養教育科目の授業を大幅に増やす.日経3月12日「京大、一般教養の半分英語で 外国人教員100人増」.以下本文. 京都大は12日までに、2013年度から5年間で、外国人教員を約100人増やし、主に1〜2年生が学ぶ一般教養の…

春のおとづれ

3月も半ばを過ぎて,春の訪れ.「おとづれ」とは「音連れ」.「岩波古語辞典」には「相手に声を絶やさずにかける,手紙を絶やさずに出すが原義」とあるが,私はむしろ,「鉦(かね)の音ともに門前にやってくるまれびと」の意味ではないかと思う.春は,鳥の…

三・一五の日に

追伸:この日東京では,金曜行動とともに「アメリカの植民地はごめんだ!〜TPP交渉参加表明に強い抗議」と,抗議行動が行われている.動画も. 追伸2:徳田球一資料展のことを,海鳴りの島からで知った.時間さえあれば飛んでゆきたいところだ.よく見れば今…

TPPは現代の植民地主義

今日,安部政権は基本的にTPP参加を決めた.「コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物」について例外とするよう求めるとしているが,こんなものはごまかし,目くらましにすぎない.この5項目がTPPを通したアメリカの真のねらいではない.前からわかって…

3.11の前の日に

3.11から2年.3回忌.ほんとうにこの2年は早かった.3.10には大阪でも,中之島公園を中心にいろいろな集会やデモがあった.こちらも参加してきた.昼過ぎには横なぐりの雨.カッパを用意していたので,さっそく身につけての参加であった.傘をさした顔見知り…

金曜行動の日に(続)

金曜日は,集会に出て声をあげながらいろいろと考えてしまう.今日は大阪の関電前集会に加わってきた.主催者が,後での報告では思いの他の渋滞で遅れたとのことで,6時半になってもはじまらない.すると一人の女性が私が音頭をとりますと,関電に向かって声…

金曜行動神戸

今日は大阪の金曜行動は休み.神戸に用事もあって,三宮の関電神戸支店前集会にいってきた.小雨,とはいえ春を感じる雨の中を,今日も50人くらい集まっていた.IWJの記録.私もどこかに写っている.神戸は,去年の夏,今年の冬と,そして三月と,ゆくたびに…